熊野古道ヒルクライム体験記(後編)
(前編)からの続きです。
【起床〜会場】
22時にベッドに入ったはずが、眠りについたのは1時30分頃。クソ眠い。
5時に起床し、朝食。
・プロテイン×400ml
・牛乳×コップ1杯
・ローソンのミートソースパスタ
・inゼリー エネルギーストロング×2個
・骨付きチキンのにんにく醤油焼き×4個
2回の試走では途中でエネルギー切れになっていたので、今回は吐くほど喰らった。
お次は服装ですが、サイクルウェアもビンディングシューズも持っていないので、コンプレッションウェアにTシャツ、短パン、ランニングシューズってな感じのランナースタイル。
そしてロードに乗って会場へ直行。寒い。
【会場〜パレード】
既にたくさんの選手たちが。みんな速そう。。。
周りの選手にビビりながら、前日放置していたゼッケンプレートと計測チップをバイクに取り付け、残りの手荷物はゴール地点まで運んでくれるトラックに預けます。
そんなこんなで開会式と競技説明を終えて、ようやくパレード。
パレードでは会場から競技スタート地点となる大門坂駐車場までの5.4kmを走ります。
速度は20km/h弱だったので程よい感じでした。
スタート地点に到着したら、出発組に分かれて整列。
出発組はエントリー順で分けられ、自分は3組目でした。
【レース】
先頭の組がスタートして2分後に自分の組もスタート。
最初からいつもどおりの激遅ペースで漕ぎ続け、オバちゃんを追い越し小学生に追い越されを繰り返した結果。。。
\(^o^)/ぼっちヒルクライム\(^o^)/
修行僧のように一人黙々と山道を登り続ける。
その後、残り6km地点でようやく1人のおじさんライダーを発見。
少し長めの下り坂だったので、一気にスピードを上げてパス。
再び上り坂になったところで2人のおじさんライダーにも追いつき、そのままパス。
テンション爆上げドヤ顔のカスリート。
しかし、このまま気分良く終われるとは限らなかった。
ラスボスが待ち構えているからだ。
このラスボス「激坂区間」は一部傾斜20%近くあるだけでなく、路面がデコボコしており、疲労したロード乗りの心をへし折りに来るのだ。
自分は試走で2回とも心を折られ、バイクを押して歩くという屈辱を味合わされており、もはやラスボスを走破することがこの大会最大の目標になっていた。
そして、今回は秘策があった。
といっても「激坂で全速力」、「緩い坂で息を整える」だけなのだが。
まあそのおかげでなんとかラスボスを走破することができ、無事気分良くゴールすることが出来たのでした。
あと説明し忘れていましたが、この大会では一般の選手の他にKINAN Cycling Teamの選手たちとゲストライダー2名も参加していました。
ちなみにKINAN Cycling Teamの山本 大喜選手は大学の同期。
多分覚えられていない(笑)
【その後】
ゴール後は水分補給をし、トラックに預けた手荷物を受け取り、写真を撮ったり、FGOで遊んだりして過ごした。
あと前職の同期が選手として参加していて驚いたりもした。
で、その後は時間通り10時過ぎに下山を開始、無事会場に帰還。
会場についてから計測チップを返却し、記録証を受け取った。
目標タイムは2時間で、結果は1時間45分16秒。無事目標達成!
昼食は引換券で手に入れためはり寿司、お茶、マグロの刺身とふるまいのマグロ汁を食した。
他にも色々な魚の干物がふるまわれていた。
売店ではマグロ君(かまセン)、ぜんざい、プリン、パン、コーヒー、KINAN Cyclingグッズなんかが販売されていた。
その後はトークショーや表彰式、抽選会があった。
そして、抽選会でお呼びがかからなかった自分はひっそりと会場を後にするのであった。
【感謝】
試走で確認した時は、台風の影響でコースが酷い状態でした。
そんな状態から気持ちよく走れるレベルにまで整備をしてくださり、大会運営に係わったスタッフの皆さまには感謝しかありません。
本当にありがとうございました。