梅の木の剪定について
唐突ですがカスリートの実家は農家です。
そんなある日、ニートらしく家でゴロゴロしていると、祖父が骨折したとかで、急遽手伝い要員として呼び出され、10年ぶりくらいに農作業を手伝うことになりました。
作業内容はタイトルのとおり梅の木の剪定です。
早速作業に取り掛かろうとしましたが、父親からの指示は
「上に向かって伸びている鉛筆以上の太さの枝を全て切れ!」
ポンコツAI程度の知能しかないカスリートは
「そんな大雑把な指示じゃ根本からバッサリ剪定しちゃうよ〜(泣)」と困惑。
なのでソッコーGoogle先生で調べました。
ここではネットで得た情報を含め、実際の所感を紹介します。
【剪定の目的】
樹木の剪定には①見た目を美しくする、②養分の無駄遣いを減らし効率よく生長を促す、③病害虫の繁殖の予防などの目的があります。
あと梅の木の場合は実を収穫するので、収穫作業がしやすいように形を整えるみたいです。
なるほど、あんまり高すぎるとじいちゃんたちが梅収穫できないもんな〜。収穫については他人事。
【剪定時期と方法】
梅の木を植えて1〜3年目の剪定時期には色々あるみたいですが、実家の梅は自分より年上なのでスルー。
4年目以降は年に2回剪定するのが主流みたいです。
まず1回目は6~7月。枝を軽く剪定し、樹形を整える。内側に伸びている枝や混み合っている枝を枝元からカット。また、その年に1m以上伸びた枝は、翌年実をつけないので、枝元から切り取るらしいです。まあこれも自分には関係ないけどね。
次は知りたかった2回目。時期は10〜12月。以下引用。
10~1月は、樹形を整えるだけでなく、翌年の花つきや実つきをよくするための重要な剪定です。剪定バサミで切りづらい太い枝は、のこぎりを使って切り取ってください。
1. 混み合っているものや内側に向かっているものなど、余分な枝や弱い枝は元から取り除く
2. 花芽を確認する(葉芽は細く尖り、花芽はふっくらと丸みがある)
3. 残った枝は、枝元から5~6個花芽を残して、その先を切り落とす
4. 太い枝を切り落としたときは、切り口に癒合剤や墨汁を塗って雑菌の侵入を予防する
どの枝を切るか迷ったときは、幹の外側にある枝を切り取りましょう。反対に内側の枝を切ると、切り口から太く長い枝が生えてきてしまうので注意してください。
また、幹や太い枝から上方に向かって伸びる「徒長枝」は、樹形を乱すだけでなく、花芽もつきにくいので、冬の間に剪定しましょう。
(出典:梅の木を剪定!剪定時期や方法、夏と冬の違いは?)
ということだそうです。
でも正直、イチイチ花芽の確認が面倒なので、自分は伸びたばかりの短い枝以外を切ることにしました。
花が少なかったらゴメンナイ←
【実際の作業・感想】
まずは準備物。
色々ありますが、サイトで紹介していた墨汁の代わりに殺菌剤を使います。
でも、特にこだわりがあるわけではないです(笑)
で、こんな枝を見つけたら剪定ばさみで切るわけです、ハイ。
剪定した後は切り口に殺菌剤を塗ります。
その後、「出る杭は打たれるのだ、フフフ...。」と剪定しまくった結果、サッパリしました。
所要時間は1人でやると1本につき1〜2時間くらいでした。
慣れた人はもっと早いらしいですけど、自分はまあこんなもんですかね。
で、感想なのですが、一人黙々と落ち着いて作業できるのは良いけど、他の農作業の合間に毎年こんなに作業しないといけないのは面倒なので農家にはなりたくないと思いました、まる。
参考サイト
https://yourmystar.jp/c0_129/c1_154/articles/plum-pruning/
【追記】
無事に花が咲いていました。